
Akataleとは
Akatale(アカタレ)は、ウガンダの公用語ルガンダ語で「市場」を意味する言葉です。
市場は、単なるモノやお金のやり取りだけでなく、暮らしを支え合い、人と人が出会い、つながる場所。
この名前には、連帯(Solidarity)と共生(Coexistence)への強い願いが込められています。
Akataleは、単なるショッピングサイトではありません。
経済活動を通じて社会的連帯を築き上げる連帯型経済(Solidarity Economy)を実践するために、FHI(Fairness, Humanity, Intersectionality)Japanによって設立されました。
Akataleの使命
世界には、国籍、性的指向、性自認、民族、宗教などを理由に、生きる権利を奪われている人たちがいます。
特に、東アフリカのLGBTQ+難民や、ヒジュラ(南アジアの伝統的トランスジェンダーコミュニティ)の人々は、過酷な差別と経済的困難に直面しています。
Akataleは、彼らに「働く場」と「発信する場」を提供し、
消費行動を通じて作り手と買い手が対等なパートナーとなる市場を築くことを目指しています。
Akataleで取り扱う製品と取り組み
1. ケニアのLGBTQ+難民による手仕事と、難民自身の目利きによるセレクション
ケニアに避難しているLGBTQ+難民たちが制作したアクセサリー、バッグ、スカート、雑貨類を中心に販売しています。
製品はすべて彼ら自身の感性と手仕事によるもので、単なる「支援物資」ではありません。
また、難民たち自身が目利きとなり、ナイロビ市内の卸売市場や郊外の生産者から選び抜いたアクセサリーや雑貨も日本市場向けに紹介しています。
現地の文化や技術、デザインセンスを生かしたセレクションは、生きるために本当に良いものを知る彼らならではの魅力にあふれています。
Akataleは、「支援だから」ではなく、「製品として素晴らしいから」選ばれることを目指し、製品クオリティの向上にも取り組んでいます。ミシン1台を提供し、5月には代表を勤める植田祐介の実家のご近所さんから寄付してもらったロックミシンを提供します。また、大阪・堺筋本町の日本紐釦さんで買い付けたジッパー、ミシン糸なども提供し、ケニア国内でも高く売れる商品を作ります。
さらに、売上の一部を活用して、シェルターがある地域の子どもたちに子ども用の歯ブラシを提供する活動も行っています。
ケニアで一般的に売られている歯ブラシは人差し指の第2関節ほどの大きさしかなく、小さな子どもの口には合いません。
適切な歯ブラシの提供を通じて、子どもたちの健康を支える取り組みも進めています。ケニアでは「難民ばかりが優遇されている」との批判があり、反感を買いがちです。実際にそんな優遇はされていませんが、ケニアの貧困層と難民が労働市場でバッティングするのも事実です。歯ブラシは、難民もケニア人もともに健康に生きていく存在であることの象徴のようなものだと考えています。
2. 反差別・反ヘイトを掲げるメッセージTシャツ
日本国内におけるクルド人差別を含めた外国系市民に対する差別、トランスジェンダー差別は近年急速な広がりを見せています。言葉で反論することはできなくても、着ることで、身に付けることでそれに抗う意志を発信できるメッセージTシャツやグッズも展開しています。
- #NOHATE
- #WearToResist
- #着て抗う
これらのメッセージを「着る」という行動を通じて、日常の中で静かに、しかし確かな意志を表明することができます。
売上の一部は、国内外の移民・難民支援活動に還元されています。
3. すべての取引に連帯の意味を込めて
Akataleは、単なるチャリティーショップではありません。
消費行動を通じて、作り手と買い手が対等なパートナーシップを築き、
「かわいそうだから買う」のではなく、連帯の意志を持って取引をすることを理念としています。
この哲学に基づき、Akataleでは可能な限り中間コストを削減し、作り手への還元率を高める努力を続けています。
また、将来的には現地の工房支援、技能トレーニング、マーケティング支援などへの事業拡大も計画しています。
4. 将来的にはバングラデシュのヒジュラコミュニティの製品も
今後、Akataleは取り扱う製品と作り手の幅をさらに広げていきます。
その一環として、バングラデシュのヒジュラコミュニティが制作する工芸品やアパレル製品を扱う新プロジェクトも、まだ準備段階ではありますが、進行中です。
ヒジュラの人々は、南アジア地域で伝統的に認識されてきた存在ですが、現代においてもなお深刻な差別と経済的困難に直面しています。
彼らが生み出す豊かな手仕事を日本市場に紹介し、
「多様性の尊重」と「経済的エンパワーメント」の両立を目指していきます。
Akataleが目指す未来
Akataleが目指すのは、単なる「支援」や「施し」ではなく、
作り手と買い手が対等な立場でつながる新しい市場=連帯の場です。
- 質の高い製品を通じたエンパワーメント
- 利益の社会的再配分による社会課題への貢献
- 消費行動そのものを連帯と尊厳の共有に変える挑戦
これらを軸に、Akataleは、すべての人が尊厳をもって生きられる社会をめざして歩み続けます。
あなたがAkataleで手に取る一品が、誰かの未来を支える一歩になります。